「2015中部西ブロックユネスコ活動研究会in大垣」に参加しました!
10月31日~11月1日、2015中部西ブロックユネスコ活動研究会が大垣市で開催。
テーマは、「ESDの更なる推進~民間ユネスコ協会と地域の連携」。
中部西6県(13ユネスコ協会)総勢約90名が参加。
基調講演は「ESDの基礎と発展」と題して、日本ユネスコ協会連盟副理事長の鈴木佑司氏より1時間余りの貴重なお話があり、まだまだユネスコに対する理念や知識が無い私どもにとって、分かり易い話調で「なるほど!」と理解のできるお話でした。 (戦争の歴史~ESD駆動計画~人口動向~子供達への教育~未来に向けてのユネスコ活動戦略・育成まで)
その後、事例発表として、
①「教育・文化におけるESD」2協会の発表
②「文化分野におけるESD」2協会の発表
があり、特色ある各協会の活動を知ることができ、「外を見て内を知る」よい機会を得ました。
私は特に、賛否はありましたが、岐阜ユネスコ協会・岐阜工業高等学校化学研究部の「心に笑顔プロジェクト~環境に優しい消しゴム作り」に心打たれました。
東日本大震災で心痛めている人達がまだまだ多いことを知って、「私たちに何か出来ないか」と、現地に何度も出向き、被災者の真の心に触れたときに考え出した消しゴム。
化学研究部ならではのアイデア作品です。
ワークショップでは、参加者が5班に分かれ、ESDについて、現在までの各ユ協での取り組みやこれからやって行こうとするテーマ等々語り合い、班の代表者がまとめを発表いたしました。
懇親会は、ゆるキャラのお出迎えあり、弦楽器のウエルカムミニコンサートありで、お料理も美味しく頂け、とても和やかなうちに終了いたしました。
翌日は、
①日本ユネスコ協会連盟が現在取り組んでいる東北震災教育奨学支援事業と
②国連ユネスコとの係わりの報告がありました。
また、テーブルディスカッション形式で、ESDやユネスコスクールの各地域ユネスコ協会の取り組みを発表し合い、活動を深化することができました。
有意義な研究会に参加でき、大変良かったです。
大垣ユネスコ協会様の内容の濃い研究会企画と温かなお心遣いに、深く感謝いたします。
ありがとうございました。